2050年までに実現したい政策

はじめまして。2050年にようこそ。
突然ですが、未来のことってどのくらい考えたことがありますか?

私は、物事の理想を考えることが好きです。
こんな街に住みたいな、こんな仕事をしたいな、こんな人と一緒にいたいな…
みなさんが思い描くふわっとした理想を、実現するためにプログラムを書きます。
そのプログラムとはなんでしょうか?

法律です。
あらゆる日常の中に法律が関わっています。
六法以外にもたくさんの法律があり、企業や政府は法律なしに活動できません。
新しい政策、新しいサービスを実現するためには、必ず法律の力が必要です。
法律を考えるということは、社会のあり方を考えるということです。

私は、昨今の研究は、比較や事例、統計的な分析ばかりを繰り返し、大きな議論ができていないのではと思いました。
大学は、研究するために入学するはずなのに、就職までの最短距離で勉強しているのではないかと思いました。
政府や企業は、個人よりはるかに長生きする可能性を持っているのに、経済指標や成果に追われて長期的な視点を失っているのではと思いました。

私は、あらゆる社会や個人の問題は解決に向けて努力されるべきだと思います。
たとえ学術的に評価されなくても、仕事上の業績につながらなくても、メディアで有名になれなくても、他の人がなかなか考えないはるか未来のこと、理想の状態を考えていきたい。
そう思って、趣味として政策を考え始めてからもう10年以上が過ぎました。

一人で考えていても寂しいので、たくさんの人と議論をしたい。
私の考え方に触れてくれた人に、思いを届けたい。
そのために、コミケという場所で表現することにしました。

大学時代は大学教育に疑問を持ったので、2050年の子供たちに向けた教育政策を卒論にしました。
現在は社会人として生活していますが、働き方や暮らし方に疑問を持ったので、2050年の私たちに向けた政策を法律などの方法で表現します。
1年先や10年先ではなく、長期的な未来のわかりやすい目安として2050年です。

法律の文章だけを並べていては意味が伝わらないと思うので、解説を軽く読んだ後は、ぜひ私と実際にコミュニケーションを取っていただければ幸いです。
お帰りの際は、2020年へ行ってらっしゃいませ。
   
2019.12.30 著者



目次


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1.導入 1-1.本書の目的

1-2.研究方法 法律の書き方について本当にざっくりと

1-3.政策科学について 政策科学とは~歴史、課題、必要性、方法


2.本編 2-1.新しい働き方 公共組織法の立法

公共組織法 第一編 総則 第一章

第二編 公共組織 第二章~第四章

第三編 公共職員 第五章~第十六章

第四編 公共事業 第十七章

第五編 財政 第十八章~第二十章

第六編 法人 第二十一章~第二十八章

第七編 補則


2-2.新しい暮らし方 公共施設の設計

2050年の人口ってどのくらい?

2050年の人口からエネルギーへ

時間政策

公共施設の総合化

温泉とともに暮らす、温泉の設計、温泉の種類

プールの設計、スタジオの設計

アリーナの設計、図書館の設計

病院の設計、居住施設・客室の設計

オフィスの設計、窓口・ラウンジの設計

駐車場・トラック/バスターミナルの設計

地域エネルギーセンターの設計

ビュッフェの設計

ロッカールーム、パウダールームの設計

商業施設の設計、物流センターの設計

データセンターの設計、露天風呂の設計

交通アクセスの設計、施設設計の基準

公共施設の配置計画について、費用について


2-3.新しい学び方 教育制度の立案

学校の設計

共通試験の設計、共通試験法

高等教育機関の再編について


3.あとがき 研究資料について、著者


ご覧いただきありがとうございました。ご感想、ご相談お待ちしております。